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ジャネット・ジャクソンの妊娠は卵子提供?
最近、芸能人の40歳以上での出産のニュースに特に驚きもなくなってきています。先日、ジャネット・ジャクソンが49歳で妊娠のニュースが流れてきたときには、少し話題になりました。
自分の卵子で妊娠できたのか?それとも卵子提供だったのか?
卵子の数には限りがある
日本では10年ほど前から卵子の老化が叫ばれるようになりました。卵子の数には限りがあり、生まれたときからどんどん減っていくだけなのです。
歳をとるごとに、生まれたときからある卵子は老化していくので、いくら健康だろうと、35歳ごろを過ぎると妊娠しにくくなります。
以前はそれほど卵子の老化については語られませんでした。
もちろん、一般常識として40を超えると、妊娠は難しいということは皆さん知っていると思います。
平均寿命は延びても、出産可能年齢は変わらない
近年、40代以上の芸能人や知名人の妊娠が大々的に報道されることから、平均寿命も延びてますし、出産可能年齢も伸びてきているのかもしれないと、勘違いされる人も多いと思います。出産可能年齢は伸びていません。
ただ、近年、体外受精、顕微授精など、選択肢が増えたことから、多少は40代の出産も増えているかもしれません。
現在では卵子の凍結保存も可能
卵子老化や少子化が叫ばれるようになってから、結婚、出産は20代でと焦る女性も増えてきました。現在のアラフォー女性が若いときには、まだ卵子老化など言われていませんでした。
キャリアアップのために結婚、出産を後回しにしてきた女性が今ようやくキャリアを築き、妊活をというところ、妊娠することができないという話をよく聞きます。
今、アラサーで未婚の方で将来子供を持ちたいと希望する女性は、未婚でも卵子の凍結保存ができるようになりました。
日本でも養子という選択も増える可能性あり
また、日本で養子を迎え入れたり、里親になるのは、現在かなり難しいうえ、覚悟も必要となります。卵子の凍結保存が可能になったように、将来日本でも養子の受け入れが広がれば、子供を持つことができなかった女性、また、何らかの事情で子供を育てられない親の両者にメリットがあるのではないかと思います。
今後の日本に期待したいです。