「ラストエンペラー」は日本でもヒット
「ラストタンゴ・イン・パリ」や「ラストエンペラー」で知られるアカデミー賞受賞監督のベルナルド・ベルトルッチが26日亡くなりました。77歳でした。ソース:https://www.yahoo.com/entertainment/bernardo-bertolucci-oscar-winning-director-084742409.html
1988年に日本で公開されたベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」はアカデミー賞で9部門でノミネートされ、9部門すべてにおいて最優秀賞を受賞。キャストのほとんどがアジア人のなか快挙でした。
映画は清朝の最後の皇帝溥儀についての話であり、後に満州国の皇帝となったことから、日本とのかかわりが深く、日本人の俳優も出演しています。甘粕正彦役は坂本龍一が演じ、また、音楽も担当したことからも話題になりました。
溥儀を演じたジョン・ローンは日本で人気となりCMなどにも出ていました。
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1972年の「ラストタンゴ・イン・パリ」では大胆な性描写が話題に
1972年に発表した「ラストタンゴ・イン・パリ」は、マーロン・ブランドが演じる暗い中年男と19歳のマリア・シュナイダーが演じる若い娘の二人の性描写を主に描いた作品で、物議をかもしだしたそうです。2016年には、映画の中のレイプシーンが当時19歳のマリア・シュナイダーの了承を得ずに撮影したとベルトリッチ監督が告白し、ハリウッドの俳優クリス・エヴァンスやジェスカ・チャスティンなどが嫌悪感を示すツイートをしたり、ベルトリッチはかなりのバッシングを浴びました。
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2016年に話題になった後、この作品を見ましたが、私には良さがわかりませんでした。マーロン・ブランドの暗いさえない中年男に惹かれている19歳の無邪気な女性。男性の願望を映画しただけでしょうか。マーロン・ブランドの分けのわからない不機嫌さや苛立ちを見ていると、こちらも苛立ってきて、全く共感できなかったです。
しかし、「ラストエンペラー」は壮大な映像と印象的な音楽で、素晴らしい超大作です。また久々に見たいと思いました。