「クレイジー・リッチ!」中国で期待されたほど伸びず
「クレイジー・リッチ!」は今年ハリウッドでアジア旋風を巻き起こすほど大ヒットした、アジア人中心キャストのロマンティックコメディ。原作は、2013年に発表されたケヴィン・クワンの「クレイジー・リッチ・アジアンズ」を元に映画化されました。原作はアメリカでベストセラーとなり、続編も2作でました。
アメリカでの公開は今年の8月15日からで、12/2時点で北米で1億7390万ドルの興行収入となります。これは最近10年で一番興行収入の高いロマンティックコメディであり、歴代6位です。ソース https://en.wikipedia.org/wiki/Crazy_Rich_Asians_(film)
日本でもあまり話題にならず
アメリカでヒットした作品は日本でも話題になることが多いのですが、残念ながら日本では「クレイジー・リッチ!」旋風は起こらず。日本では9月28日から公開され、今は劇場公開は終了しているところが多いのではないでしょうか。
プロモーションでキャストの来日もなかったようですし、主役の男性が日本人好みではなかったのが原因かもしれません。
Get yourself someone that looks at you like this. #CrazyRichAsians 👀 pic.twitter.com/xUkehSsahE
— Crazy Rich Asians (@CrazyRichMovie) 2018年11月28日
主役のニックを演じたヘンリー・ゴールディング。イギリス系マレーシア人です。日本人好みではないかも?
中国での週末の興行収入は?
中国での公開開始した週末は120万ドル。アメリカの8月のプレミア後の2500万ドルの興行収入には遠く及ばず。映画の内容は、中国系アメリカ人女性と超金持ちの中国系シンガポール人の男性とラブストーリーですが、その男性の金持ちさ加減が尋常ではないゆえに起こる複雑な事情などを描いています。
中国の公開が遅かったことから、すでに多くは海外の海賊版を視聴していた可能性もあります。多くの中国人から、ステレオタイプのイメージで信憑性に欠けるという批評もみられたようです。
上映会館も減らされているようですし、これからの挽回は難しいかもしれませんね。
ソース:https://www.telegraph.co.uk/news/2018/12/03/crazy-rich-asians-flops-china-box-office-debut/