ミス・ユニバースに選ばれたカトリオナ・グレーはオーストラリアで育つ
今回、ミス・ユニバースのアメリカ代表のサラ・ローズ・サマーズの東南アジアのミス達への「英語ができない」発言が注目されました。ミス・アメリカ、英語ができないとミス・カンボジアとミス・ベトナムを見下す発言をしたことを謝罪
17日に無事にミス・ユニバースがフィリピン代表のカトリオア・グレーに決定しました。
オーストラリアのタブロイド紙「クーリエ・メール」がミス・ユニバース決定後に出したトップページがこれ。
The front page of tomorrow’s The Courier-Mail @couriermail pic.twitter.com/cdUNImCDqC
— The Courier-Mail (@couriermail) 2018年12月17日
MISS UNIVERSE PHILIPPINESのPHILIPPINESに赤線が引かれ、QUEENSLANDになっています。
カトリオアはオーストラリアのクイーンズランド州のケアンズで育ったそう。なので、クイーンズランド州にあるクーリエ・メールは「ミス・ユニバース・フィリピン」ではなく、「ミス・ユニバース・クイーンズランド」という主張したいようです。
確かにカトリオナが育ったのはクイーンズランドですが、父親はスコットランド人、母親はフィリピン人。高校卒業後にフィリピンに移ったそうです。
高校までいたのなら、そう言いたいかも。でも、両親ともオーストラリア人ではないですが。
美の基準は白人
今回、ミス・ユニバースとなったカトリオナ・グレーは白人とのハーフ。上位の入賞者を見ると、東南アジア出身でも白人ぽい容姿の方が多いです。ミス・ユニバースは元々アメリカから始まった大会ですし、アメリカが所有している事業なので仕方ないのかもしれません。
ただ、現在、東南アジアでも、白人の血が入っている俳優、女優たちがもてはやされたり、インドでも女優の肌の色は一般のインド人よりは、かなり白い人が多いことを考えると、一般的に白人の容姿に近いのが美しいという概念が世界中に広がっているようです。
日本でも、綺麗と言われる人は小顔で背が高くて、すらーっとして、目鼻立ちがくっきりという感じですが、人気女優やジャニーズを見ると、そうでもないんですよね。