アンドリュー・ヤンが書いたワシントンポストの記事に非難殺到
アンドリュー・ヤングは台湾系アメリカ人の実業家。2020年アメリカ合衆国大統領選挙に民主党から出馬を表明していましたが、今年2月に撤退を発表しています。そのアンドリュー・ヤンがワシントンポストに書いた記事が話題になっています。
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/04/01/andrew-yang-coronavirus-discrimination/
記事の内容は大まかにいうと、コロナウィルスがアメリカ全土に広がり死者も増えていることから、アジア系に対するヘイトクライムが増えている。
アンドリュー・ヤンも先日ニューヨークのスーパーに行ったところ、中年の男性たちから、かなり冷たい視線を浴びたそうです。これまでも人種差別は受けたことはあったようですが、何年も感じたことがなかった体験にショックを受けたようです。
そこで、アジア人はコロナウィルスと結び付けられてしまうので、それを打破するためにもっとアメリカ人ぽく振舞おうと呼びかけています。
第二次世界大戦中に日系アメリカ人がアメリカの軍隊に加わったように、アメリカ人らしさをどんどん見せていこう。例えばアメリカの国旗の入ったものを着用したり、募金したり、ボランティアをしたりしてアメリカ人らしさをアジア人が表現すれば、解決につながるかもということです。
これに対し、同じ台湾系アメリカ人のジェニー・ヤンが怒りのツイッター投稿しています。
日系アメリカ人の33000人がアメリカ人として戦争に参加したにもかかわらず、12万人の日系人が収容所に入れられたことを引き合いに出してます。
「愛国心があっても関係ないよ」ということのようです。
this hasn’t worked before, andrew. and this will never work. https://t.co/D7ulL5Cnyg https://t.co/0OlIifIB7j
— Jenny Yang (@jennyyangtv) April 3, 2020
現在のアメリカやヨーロッパのコロナウィルスでの打撃を見ると、そこに住むアジア系の人たちは本当に肩身の狭い思いをしていると思います。
https://www.yahoo.com/gma/andrew-yang-faces-backlash-asian-american-community-over-162500399–abc-news-topstories.html