アメリカではハロウィンでの黒塗りは許されない?メーガン・ケリー黒塗りOK発言でクビに

NBCの朝のショーでの司会者メーガン・ケリーの発言が炎上

日本でもたまに話題になる顔を黒塗りすることは、差別なのかどうかという問題。アメリカで黒人の歴史を見たとき、黒塗り(ブラックフェイス)は許されないという考えの人が多いようです。

去年の年末にダウンタウンの浜田雅功が「ガキ使」の「笑ってはいけないシリーズ」で「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィに扮するために、顔を黒塗りしたことは、日本より海外ニュースで取りあげられました。

今回NBCの朝のショーの司会メーガンが、「ハロウィンのときにキャラクターに扮するために黒塗りしたり、白塗りすることは、私が子供の時には大丈夫だった」と発言。そして、最近ダイアナ・ロスに扮するために黒塗りしたリアリティーショー出演者が批判を浴びていることに対しても「これが人種差別なの?1日だけダイアナ・ロスになってみたかっただけだと思う」と発言。

メーガン・ケリーは保守派のFOXのニュース番組で司会を務めていましたが、現在はNBCの朝の番組を担当。

歴史的な背景を考えると黒塗りは許されない

アメリカでの黒人の歴史を考えると、絶対に黒塗りは許されないという考え方が多数派のようです。

メーガンは、「全く悪意はなく、むしろリスペクトしているなら良いと思った」と言っています。しかしそれは間違っており、絶対に黒塗りは許されないということで全面謝罪しています。

日本でもリスペクトしているなら、黒塗りしてもいいじゃない?という意見もよく聞かれますが、受ける側の黒人にとっては、黒塗りされることは過去の暗い歴史を思い出させることであり、受け手にとって苦痛なことをやることは許されないということです。

公式ツイッターで謝罪


元記事はこちらです

Megyn Kelly out at NBC after blackface comments: report

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