エマ・トンプソン原作の『ラスト・クリスマス』
女優エマ・トンプソン原作の映画『ラスト・クリスマス』が、今週末アメリカで公開スタートしました。日本の公開は12月6日からの予定です。この映画はタイトルから想像できるように、ワムの同名の曲『ラスト・クリスマス』に影響を受けてエマが書いたラブコメ系ストーリーのようです。
主演のヒロインは『ゲーム・オブ・スローンズ』のメインキャストだったエミリア・クラーク。その相手役は『クレイジー・リッチ』のアジア系俳優ヘンリー・ゴールディングが演じます。
珍しくアジア男性がラブコメに主演
アメリカのラブコメと言えば、これまで主役はほとんど白人でした。ラブコメ作品に多く出演してきたキャメロン・ディアスの相手役はいつも白人男性、そして、テレビドラマの学園物もメインキャストの男女は白人でした。
そんな中この『ラスト・クリスマス』はアジア系のヘンリー・ゴールディングがヒロインの相手役。アジア男性はいつも脇役か、カンフーや空手関係で出てくるだけだったのに快挙ではないでしょうか。
ポリティカル・コレクトネスが叫ばれるなか、ドラマでも映画でも今では必ず様々な人種で構成するキャストになっています。
アメリカで受けるアジア女性はルーシー・リューのように釣り目系ですが、アジア男性はくどい系がイケるんでしょうか。だったら、日本だったら、阿部寛もイケそうですね。