経済活動再開から約2週間。ジョージアの新型コロナウィルスの現状は?
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の報告によると、5月5日現在アメリカでの新型コロナウィルスの最大感染者数は約117万人、死者は約6万8千人です。https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/cases-updates/cases-in-us.html
最近アメリカでは共和党支持者はロックダウン反対、民主党支持者はロックダウン支持が多いようです。
4月24日、ジョージア州はアメリカではいち早く経済活動を再開しました。バー、ナイトクラブは引き続き閉鎖したままですが、美容院やジム、レストランなどを段階的に再開しているようです。
当初、トランプ大統領からでさえ再開が早すぎると批判されたものの、ブライアン・ケンプ知事は予定通り4月24日から経済再開しました。
この動きに触発されたのか、3月中旬からの1か月半以上のロックダウンに自由な国アメリカが我慢できなくなったのか、アメリカ各地でロックダウンに反対したデモが勃発しました。
アメリカ、カリフォルニアでビーチの開放を求めるデモ
現在、保守派のFOXTVではロックダウンに懐疑的な意見が多く聞かれ、経済活動開始を支持しています。
一方、民主党支持のCNN、NBC等ではロックダウンを解除したら、死者が倍増するだけである。コロナウィルスの死者はベトナム戦争の犠牲者超えたことを毎回強調し、PCRテストが十分でないことや、トランプ大統領批判を繰り返しています。どこの国でも同じですね。
ジョージア州の現状をチェック
4月24日に経済活動を再開したジョージア州。5月5日で約2週間を迎えましたので、どんな状況になっているかジョージア州のホームページを調べてみました。https://dph.georgia.gov/covid-19-daily-status-report
表を確認すると感染者数も死者数も4月24日以降に急激に増えているということはなさそうです。どちらかと言えば、曲線はゆるやかになっています。
今後、どのような状況になるかは未知ですが、ロックダウンしても感染者数や死者数がほとんど変わらないのであれば、様々な地域で参考になるのでないでしょうか。